ストライクウィッチーズ ROAD to BERLINを見た。思っていた以上によかった。見たい関係や見たい戦闘がいっぱいあってうれしかった。二期からずいぶん時間が空いていたので、どうなることやらと思っていたが、ここまでよいものが出てくるとは思っていなかったので正直驚いた。
男性向けお色気アニメという出自的に演出がキツイのは難点ではあるんだが、一方でそういうバックグラウンドではないと女の子をあそこまでカッコよくは書けない部分があるとも思っていて、結構難しいな~と思う。今から一からおすすめできるかというと難しいなとも思うし。この辺は咲と似ているが、咲よりも勧めづらい類の作品ではある。でもエーゲル回めっちゃよかったんだよな。あのバルクホルンがさ……。
「久しぶりだな、ああ、私は元気だ。…いや、今さら飛びたいとかいう話じゃない。それはお前がしっかりやってくれている。陸の暮らしも悪くない。クリスは一人で自転車に乗れるようになったんだぞ。…それで…怒るなよ?…どうも、お前が側にいないと…寂しい…みたいなんだ」
— 島田フミカネ 画集「島田フミカネART WORKS II」発売中です (@humikane) December 8, 2016
今思うと、このフミカネ先生の発言も非常に理解できる。バルクホルンは確かに融通の利かないキャラとして描かれる部分も多いが、自分より少し遠くの話に関してはかなりいつでも冷静だし、自分に近い話でも少し離れればちゃんと見ることができるよな、というのが改めてRtBで分かってよかったなと思う。