It is only a paper moon
rss
calendar
C言語か講習資料と
豊洲の研究室見学とか/文尾文『私は君を泣かせたい (1)』
森絵都の「つきのふね」を読んだ。森絵都の小説はラストが恐ろしく良くて、前半で現れてくる負の感情と、ぼんやりとしつつ好転させるために存在する行動と変化した関係とが一気に火がつくようにスパートしてく。それでいて最後読み切ったときの気持ち良さもあるんだけど、物語の急展開の少し前の優しい感じが残ってくる。つきのふねもそういう作品だった。ジリジリとした空気の中で怠惰に過ごしているように見えながらどこか罪を感じるのとか、こうDIVE!!の感触があってよかった。
タスクを整理した。死ぬかと思う。